1から100までの整数について、以下の数の和を求める問題です。 (1) 3の倍数 (2) 5の倍数 (3) 3または5の倍数

算数等差数列倍数公倍数集合
2025/5/18

1. 問題の内容

1から100までの整数について、以下の数の和を求める問題です。
(1) 3の倍数
(2) 5の倍数
(3) 3または5の倍数

2. 解き方の手順

(1) 3の倍数について
1から100までの3の倍数は、3, 6, 9, ..., 99 です。これは初項3、末項99、項数33の等差数列です。等差数列の和の公式は、S=n(a1+an)2S = \frac{n(a_1 + a_n)}{2} であり、ここで nn は項数、a1a_1 は初項、ana_n は末項です。
したがって、和は 33(3+99)2=33×1022=33×51=1683\frac{33(3+99)}{2} = \frac{33 \times 102}{2} = 33 \times 51 = 1683 となります。
(2) 5の倍数について
1から100までの5の倍数は、5, 10, 15, ..., 100 です。これは初項5、末項100、項数20の等差数列です。
したがって、和は 20(5+100)2=20×1052=10×105=1050\frac{20(5+100)}{2} = \frac{20 \times 105}{2} = 10 \times 105 = 1050 となります。
(3) 3または5の倍数について
3の倍数の和と5の倍数の和を単純に足すと、3と5の公倍数(つまり15の倍数)が重複して数えられます。したがって、3の倍数の和と5の倍数の和を足し合わせた後、15の倍数の和を引く必要があります。
1から100までの15の倍数は、15, 30, 45, ..., 90 です。これは初項15、末項90、項数6の等差数列です。
したがって、15の倍数の和は 6(15+90)2=6×1052=3×105=315\frac{6(15+90)}{2} = \frac{6 \times 105}{2} = 3 \times 105 = 315 となります。
したがって、3または5の倍数の和は、3の倍数の和 + 5の倍数の和 - 15の倍数の和 で計算できます。
1683+1050315=2733315=24181683 + 1050 - 315 = 2733 - 315 = 2418 となります。

3. 最終的な答え

(1) 3の倍数の和:1683
(2) 5の倍数の和:1050
(3) 3または5の倍数の和:2418

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