正四面体の一つの面を下にして置き、一つの辺を軸として3回転がす。ただし、回転のたびに直前にあった場所を通らないようにするとき、 (1) 転がし方の総数 (2) 3回転がした後の正四面体の位置 を求めよ。

幾何学正四面体回転場合の数空間図形
2025/5/19

1. 問題の内容

正四面体の一つの面を下にして置き、一つの辺を軸として3回転がす。ただし、回転のたびに直前にあった場所を通らないようにするとき、
(1) 転がし方の総数
(2) 3回転がした後の正四面体の位置
を求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 回転させる辺の選び方について考える。
最初の回転では、底面にある3つの辺のいずれかを軸として回転させることができるので、3通りの選び方がある。
2回目の回転では、直前にあった場所を通らないようにするため、直前に回転させた辺と接する2つの辺を除く必要がある。したがって、残りの1つの辺を選ぶ必要がある。
3回目の回転でも、直前にあった場所を通らないようにするため、直前に回転させた辺と接する2つの辺を除く必要がある。したがって、残りの1つの辺を選ぶ必要がある。
したがって、転がし方の総数は 3×1×1=33 \times 1 \times 1 = 3 通りとなる。
(2) 3回転がした後の正四面体の位置について考える。
最初の回転で、底面を支えていた3つの面のどれかが、3回転後に底面を支えることになる。回転のたびに直前にあった場所を通らないという制約があるため、最初の回転で選んだ辺に対して、特定の面が底面にくるように決まる。
具体的には、最初の回転で軸とした辺に接する2つの面のうち、回転によって隠れる面が、3回目の回転の後に底面となる。
したがって、3回転がした後の正四面体の位置は、最初の回転の選び方によって3通り存在する。

3. 最終的な答え

(1) 転がし方の総数: 3通り
(2) 3回転がした後の正四面体の位置: 3通り

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