直線 $l$ は $y=x$ のグラフであり、点Aの座標は$(3, 1)$、点Bの座標は$(7, 5)$である。直線 $l$ 上に点Pをとり、$AP + PB$を最小にする。そのときの点Pの座標を、選択肢①~⑤の中から一つ選ぶ。

幾何学幾何直線座標対称点距離の最小化
2025/5/19

1. 問題の内容

直線 lly=xy=x のグラフであり、点Aの座標は(3,1)(3, 1)、点Bの座標は(7,5)(7, 5)である。直線 ll 上に点Pをとり、AP+PBAP + PBを最小にする。そのときの点Pの座標を、選択肢①~⑤の中から一つ選ぶ。

2. 解き方の手順

点Aのy=xy=xに関する対称点A'を求める。A'の座標は(1,3)(1, 3)となる。
AP+PBAP + PBが最小になるのは、AP+PBA'P + PBが最小になるときであり、これはA', P, Bが一直線上にあるときである。
直線A'Bの方程式を求める。直線の傾きは5371=26=13\frac{5-3}{7-1} = \frac{2}{6} = \frac{1}{3}である。
直線A'Bの方程式はy3=13(x1)y - 3 = \frac{1}{3}(x - 1)と表せる。
y=13x13+3=13x+83y = \frac{1}{3}x - \frac{1}{3} + 3 = \frac{1}{3}x + \frac{8}{3}
点Pは直線y=xy=x上にあるので、y=xy=xy=13x+83y = \frac{1}{3}x + \frac{8}{3}の交点を求める。
x=13x+83x = \frac{1}{3}x + \frac{8}{3}
23x=83\frac{2}{3}x = \frac{8}{3}
x=4x = 4
したがって、y=4y = 4
点Pの座標は(4,4)(4, 4)である。

3. 最終的な答え

(4, 4)

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