$\triangle ABC$は$\angle B=90^{\circ}$の直角三角形であり、$D, E$はそれぞれ辺$AB, BC$の中点、$F$は$AE$と$CD$の交点である。$AB=4cm, BC=6cm$のとき、四角形$DBEF$の面積を求めよ。

幾何学図形面積直角三角形座標平面
2025/5/19

1. 問題の内容

ABC\triangle ABCB=90\angle B=90^{\circ}の直角三角形であり、D,ED, Eはそれぞれ辺AB,BCAB, BCの中点、FFAEAECDCDの交点である。AB=4cm,BC=6cmAB=4cm, BC=6cmのとき、四角形DBEFDBEFの面積を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、座標平面上に図形を配置します。BBを原点(0,0)(0,0)AA(4,0)(4,0)CC(0,6)(0,6)とします。
すると、DDABABの中点なので(2,0)(2,0)EEBCBCの中点なので(0,3)(0,3)となります。
直線AEAEの式は、2点(4,0),(0,3)(4,0), (0,3)を通るので、傾きは3004=34\frac{3-0}{0-4} = -\frac{3}{4}、切片は3なので、y=34x+3y = -\frac{3}{4}x + 3となります。
直線CDCDの式は、2点(0,6),(2,0)(0,6), (2,0)を通るので、傾きは0620=3\frac{0-6}{2-0} = -3、切片は6なので、y=3x+6y = -3x + 6となります。
FFAEAECDCDの交点なので、FFの座標は以下の連立方程式を解くことで求められます。
y=34x+3y = -\frac{3}{4}x + 3
y=3x+6y = -3x + 6
34x+3=3x+6-\frac{3}{4}x + 3 = -3x + 6
34x+3x=63-\frac{3}{4}x + 3x = 6 - 3
94x=3\frac{9}{4}x = 3
x=49×3=43x = \frac{4}{9} \times 3 = \frac{4}{3}
y=3×43+6=4+6=2y = -3 \times \frac{4}{3} + 6 = -4 + 6 = 2
よって、FFの座標は(43,2)(\frac{4}{3}, 2)となります。
四角形DBEFDBEFの面積は、DBE\triangle DBEの面積とBEF\triangle BEFの面積の和で求められます。
DBE\triangle DBEの面積は、12×DB×BE=12×2×3=3\frac{1}{2} \times DB \times BE = \frac{1}{2} \times 2 \times 3 = 3
BEF\triangle BEFの面積は、12xB(yEyF)+xE(yFyB)+xF(yByE)=120(32)+0(20)+43(03)=120+04=12×4=2\frac{1}{2} |x_B(y_E - y_F) + x_E(y_F - y_B) + x_F(y_B - y_E)| = \frac{1}{2} |0(3-2) + 0(2-0) + \frac{4}{3}(0-3)| = \frac{1}{2} |0 + 0 - 4| = \frac{1}{2} \times 4 = 2
四角形DBEFDBEFの面積は、3+2=53 + 2 = 5

3. 最終的な答え

5cm25 cm^2

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