放物線 $y = -2x^2$ を平行移動した放物線を $C$ とする。$C$ の頂点は直線 $y = 2x - 3$ 上にあり、$C$ は点 $(1, -5)$ を通っている。このとき、$C$ の方程式を求めよ。

代数学放物線平行移動二次関数方程式
2025/3/23

1. 問題の内容

放物線 y=2x2y = -2x^2 を平行移動した放物線を CC とする。CC の頂点は直線 y=2x3y = 2x - 3 上にあり、CC は点 (1,5)(1, -5) を通っている。このとき、CC の方程式を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、CC の頂点の座標を (p,q)(p, q) とすると、これは直線 y=2x3y = 2x - 3 上にあるので、
q=2p3q = 2p - 3
と表せる。
したがって、CC の頂点の座標は (p,2p3)(p, 2p - 3) となる。
放物線 CC は、y=2x2y = -2x^2 を平行移動したものであるから、その方程式は、
y=2(xp)2+(2p3)y = -2(x - p)^2 + (2p - 3)
と表せる。
CC は点 (1,5)(1, -5) を通るので、この座標を代入すると、
5=2(1p)2+(2p3)-5 = -2(1 - p)^2 + (2p - 3)
5=2(12p+p2)+2p3-5 = -2(1 - 2p + p^2) + 2p - 3
5=2+4p2p2+2p3-5 = -2 + 4p - 2p^2 + 2p - 3
0=2p2+6p0 = -2p^2 + 6p
0=2p(p3)0 = -2p(p - 3)
p=0,3p = 0, 3
(i) p=0p = 0 のとき、CC の頂点は (0,3)(0, -3) となり、CC の方程式は
y=2(x0)2+(2(0)3)y = -2(x - 0)^2 + (2(0) - 3)
y=2x23y = -2x^2 - 3
(ii) p=3p = 3 のとき、CC の頂点は (3,3)(3, 3) となり、CC の方程式は
y=2(x3)2+3y = -2(x - 3)^2 + 3
y=2(x26x+9)+3y = -2(x^2 - 6x + 9) + 3
y=2x2+12x18+3y = -2x^2 + 12x - 18 + 3
y=2x2+12x15y = -2x^2 + 12x - 15

3. 最終的な答え

y=2x23y = -2x^2 - 3 または y=2x2+12x15y = -2x^2 + 12x - 15