2つの2次方程式がともに実数解を持つための条件は、それぞれの判別式が0以上であることである。
まず、1つ目の2次方程式 2x2+3x+1−k=0 の判別式を D1 とする。 D1=32−4⋅2⋅(1−k)=9−8+8k=1+8k これが0以上であるためには、
1+8k≥0 k≥−81 次に、2つ目の2次方程式 x2−2kx+k2+k−3=0 の判別式を D2 とする。 D2=(−2k)2−4⋅1⋅(k2+k−3)=4k2−4k2−4k+12=−4k+12 これが0以上であるためには、
−4k+12≥0 −4k≥−12 したがって、k の値の範囲は −81≤k≤3 となる。