2つの奇数の和が偶数になることを、文字を使って説明する問題です。

代数学整数の性質証明奇数偶数
2025/5/19

1. 問題の内容

2つの奇数の和が偶数になることを、文字を使って説明する問題です。

2. 解き方の手順

まず、奇数を文字を使って表現します。任意の整数を mm および nn とすると、2つの奇数はそれぞれ 2m+12m+12n+12n+1 と表すことができます。
次に、この2つの奇数の和を計算します。
(2m+1)+(2n+1)(2m+1) + (2n+1)
分配法則と結合法則を用いて整理すると、
2m+2n+22m + 2n + 2
共通因数2でくくると、
2(m+n+1)2(m + n + 1)
m+n+1m + n + 1 は整数なので、2(m+n+1)2(m + n + 1) は2の倍数、つまり偶数です。
したがって、2つの奇数の和は偶数になります。

3. 最終的な答え

2つの奇数を 2m+12m+12n+12n+1mm, nn は整数)と表すと、それらの和は 2m+1+2n+1=2(m+n+1)2m+1 + 2n+1 = 2(m+n+1) となり、これは偶数である。

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