関数 $f(x) = x^3 - 6x^2 + 9x + 1$ について、以下の問いに答えます。 (1) $f(x)$ の増減を調べ、極値を求めます。 (2) 定数 $k$ について、方程式 $f(x) - k = 0$ の異なる実数解の個数を調べます。
2025/5/19
1. 問題の内容
関数 について、以下の問いに答えます。
(1) の増減を調べ、極値を求めます。
(2) 定数 について、方程式 の異なる実数解の個数を調べます。
2. 解き方の手順
(1) の増減と極値を求める。
まず、 を微分します。
となる を求めます。
したがって、 です。
と の前後で の符号を調べます。
- のとき、
- のとき、
- のとき、
したがって、 は で極大値、 で極小値をとります。
極大値は
極小値は
(2) 方程式 の異なる実数解の個数を調べる。
は と書き換えられます。これは、 のグラフと のグラフの交点の個数を求めることに相当します。
極大値が5, 極小値が1であることから、
- のとき、実数解の個数は1個
- のとき、実数解の個数は2個
- のとき、実数解の個数は3個
- のとき、実数解の個数は2個
- のとき、実数解の個数は1個
3. 最終的な答え
(1) は で極大値5, で極小値1をとる。
(2)
- のとき、実数解の個数は1個
- のとき、実数解の個数は2個
- のとき、実数解の個数は3個
- のとき、実数解の個数は2個
- のとき、実数解の個数は1個