与えられた式 $abx^2 - (a^2 + b^2)x + ab = (ax-b)(bx-a)$ が恒等式であることを証明する。

代数学恒等式式の展開因数分解
2025/5/19

1. 問題の内容

与えられた式 abx2(a2+b2)x+ab=(axb)(bxa)abx^2 - (a^2 + b^2)x + ab = (ax-b)(bx-a) が恒等式であることを証明する。

2. 解き方の手順

左辺を展開して、右辺と等しいことを示す。
左辺は abx2(a2+b2)x+ababx^2 - (a^2+b^2)x + ab である。
右辺 (axb)(bxa)(ax-b)(bx-a) を展開する。
(axb)(bxa)=ax(bxa)b(bxa)=abx2a2xb2x+ab=abx2(a2+b2)x+ab(ax-b)(bx-a) = ax(bx-a) - b(bx-a) = abx^2 - a^2x - b^2x + ab = abx^2 - (a^2+b^2)x + ab
したがって、
abx2(a2+b2)x+ab=abx2(a2+b2)x+ababx^2 - (a^2+b^2)x + ab = abx^2 - (a^2+b^2)x + ab
となり、左辺と右辺は等しい。

3. 最終的な答え

与えられた式 abx2(a2+b2)x+ab=(axb)(bxa)abx^2 - (a^2 + b^2)x + ab = (ax-b)(bx-a) は恒等式である。

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