まず、変位を考えます。A 点を原点とすると、10 秒後の位置は -30 m です。
等加速度直線運動の公式
x=v0t+21at2 を利用します。ここで、x は変位、v0 は初速度、t は時間、a は加速度です。 与えられた値を代入すると
−30=10×10+21a×102 −30=100+50a 50a=−130 a=−50130=−2.6 m/s2 加速度は −2.6 m/s2 です。 次に、10 秒間に動いた距離を求めます。これは、速度が 0 になるまでの時間と、その後逆向きに動き出す距離を考慮する必要があります。
速度が 0 になるまでの時間 t0 は v=v0+at より 0=10+(−2.6)t0 t0=2.610≈3.85 s x0=v0t0+21at02=10(3.85)+21(−2.6)(3.85)2=38.5−1.3(14.82)=38.5−19.27=19.23 m 残りの時間 t1=10−t0=10−3.85=6.15 s で逆向きに進んだ距離 x1 は x1=0×t1+21(2.6)(6.15)2=1.3(37.82)=49.166 m したがって、10 秒間に動いた距離は x0+x1=19.23+49.166=68.396≈68.4 m