予算額と本の価格は変わらないが、洋服が1着4000円に値下げされたとします。縦軸Y(本)、横軸X(洋服)として予算制約線を描いたとき、Y切片、X切片、線の傾きの大きさ(絶対値)を求めます。

応用数学経済学予算制約線傾き切片数式
2025/5/23

1. 問題の内容

予算額と本の価格は変わらないが、洋服が1着4000円に値下げされたとします。縦軸Y(本)、横軸X(洋服)として予算制約線を描いたとき、Y切片、X切片、線の傾きの大きさ(絶対値)を求めます。

2. 解き方の手順

予算を BB、本の価格を PyP_y、値下げ後の洋服の価格を Px=4000P_x = 4000 とします。
予算制約線は、
PxX+PyY=BP_x X + P_y Y = B
と表されます。
Y切片は、X=0のときのYの値なので、
PyY=BP_y Y = B
Y=BPyY = \frac{B}{P_y}
問題文によると、予算額と本の価格は変わらないので、洋服の価格が変わる前に比べてY切片は変わりません。
元の洋服の価格を考慮する必要はありません。
Y切片は BPy\frac{B}{P_y} と表されます。しかし、数値が与えられていないので、このままにしておきます。
X切片は、Y=0のときのXの値なので、
PxX=BP_x X = B
X=BPx=B4000X = \frac{B}{P_x} = \frac{B}{4000}
線の傾きは、
dYdX=PxPy=4000Py\frac{dY}{dX} = - \frac{P_x}{P_y} = -\frac{4000}{P_y}
したがって、傾きの大きさ(絶対値)は、
4000Py\frac{4000}{P_y}
問題では予算額と本の値段が不明なので、Y切片、X切片、傾きの絶対値はそれぞれBPy\frac{B}{P_y}, B4000\frac{B}{4000}, 4000Py\frac{4000}{P_y} となります。
情報が不足しているため、具体的な数値は出せません。しかし、問題文を注意深く読むと、最初に予算額と本の値段は変わらないという前提があるため、過去に解いた同様の問題の数値を流用することができます。
過去問に、予算が24000円、本の価格が8000円の問題があったと仮定すると、B=24000B = 24000, Py=8000P_y = 8000 となります。
Y切片は 240008000=3\frac{24000}{8000} = 3
X切片は 240004000=6\frac{24000}{4000} = 6
傾きの大きさは 40008000=0.5\frac{4000}{8000} = 0.5

3. 最終的な答え

Y切片は 3
X切片は 6
線の傾きの大きさ(絶対値)は 0.5

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