1. 問題の内容
放物線 と直線 が共有点を持たないような、 の範囲を求める問題です。
2. 解き方の手順
放物線と直線の共有点は、 と を連立させて得られる の方程式の実数解に対応します。したがって、この連立方程式が実数解を持たないような の範囲を求めれば良いです。
より、 ()
これを に代入すると、
より、両辺に を掛けて、
この2次方程式が実数解を持たない条件を考えます。
のとき、 より となり、実数解を持ちます。したがって、 の場合のみを考えます。
2次方程式 が実数解を持たない条件は、判別式 が負であることです。