1. 問題の内容
与えられた4つの命題(A, B, C, D)の真偽と、命題間の関係を判断し、条件式 の否定を求める。
2. 解き方の手順
(1)
(i) 命題A「 ならば である」の真偽を調べる。
なので、 または 。
したがって、a=2の反例が存在するので、命題Aは偽。
ア = 1
(ii) 命題B「 ならば である」は命題Aの逆。
命題Aが「 ならば 」の形なら、命題Bは「 でない ならば でない」。
イ = 2
命題Bは、「ならば、」が真なので、命題Bは真。
ウ = 0
(iii) 命題C「 ならば である」の真偽を調べる。
より、 なので、。
この範囲の任意のxについて、が成り立つ。
したがって、命題Cは真。
エ = 0
(iv) 命題D「 ならば である」の真偽を調べる。
より、。
命題Cは、 ならば 。
命題Dは、 でない ならば でない。
つまり、命題Cの裏
オ = 3
命題Dの真偽
より、
より、 または 。
よって、 または 。
は を満たすので、命題Dは真。
力 = 0
(2)
条件「」の否定を求める。
より、 または 。
この否定は、 かつ 。
キ = 3
3. 最終的な答え
ア = 1
イ = 2
ウ = 0
エ = 0
オ = 3
力 = 0
キ = 3