等差数列において、第3項が-1、第8項が14であるとき、その初項と公差を求め、さらに第10項を求める。

代数学等差数列数列一般項
2025/5/19

1. 問題の内容

等差数列において、第3項が-1、第8項が14であるとき、その初項と公差を求め、さらに第10項を求める。

2. 解き方の手順

等差数列の一般項を an=a+(n1)da_n = a + (n-1)d とする。ここで、aa は初項、dd は公差、nn は項番号である。
問題文より、第3項 a3=1a_3 = -1、第8項 a8=14a_8 = 14 なので、以下の式が得られる。
a3=a+(31)d=a+2d=1a_3 = a + (3-1)d = a + 2d = -1
a8=a+(81)d=a+7d=14a_8 = a + (8-1)d = a + 7d = 14
この二つの式から、aadd を求める。2つの式を引き算すると、
(a+7d)(a+2d)=14(1)(a + 7d) - (a + 2d) = 14 - (-1)
5d=155d = 15
d=3d = 3
公差 d=3d = 3a+2d=1a + 2d = -1 に代入すると、
a+2(3)=1a + 2(3) = -1
a+6=1a + 6 = -1
a=7a = -7
したがって、初項 a=7a = -7、公差 d=3d = 3 となる。
第10項 a10a_{10} は、a10=a+(101)d=a+9da_{10} = a + (10-1)d = a + 9d で求められる。
a10=7+9(3)=7+27=20a_{10} = -7 + 9(3) = -7 + 27 = 20

3. 最終的な答え

初項: -7
公差: 3
第10項: 20

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