問題は、与えられた等差数列$\{a_n\}$の一般項を求める問題です。具体的には、(1) 第4項が15、第8項が27である等差数列の一般項を求めます。

代数学数列等差数列一般項連立方程式
2025/5/19

1. 問題の内容

問題は、与えられた等差数列{an}\{a_n\}の一般項を求める問題です。具体的には、(1) 第4項が15、第8項が27である等差数列の一般項を求めます。

2. 解き方の手順

等差数列の一般項を求めるために、初項をaa、公差をddとします。
(1) 第4項が15、第8項が27であることから、以下の2つの式が成り立ちます。
a4=a+3d=15a_4 = a + 3d = 15
a8=a+7d=27a_8 = a + 7d = 27
これらの式を連立方程式として解きます。2番目の式から1番目の式を引くと、
(a+7d)(a+3d)=2715(a + 7d) - (a + 3d) = 27 - 15
4d=124d = 12
d=3d = 3
公差 d=3d = 3 を最初の式に代入すると、
a+3(3)=15a + 3(3) = 15
a+9=15a + 9 = 15
a=6a = 6
したがって、初項 a=6a = 6、公差 d=3d = 3 となります。
等差数列の一般項は an=a+(n1)da_n = a + (n - 1)d で表されるので、
an=6+(n1)3a_n = 6 + (n - 1)3
an=6+3n3a_n = 6 + 3n - 3
an=3n+3a_n = 3n + 3

3. 最終的な答え

(1) an=3n+3a_n = 3n + 3

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