(1) x2+4y2+6x−8y+9=0 まず、x と y についてそれぞれ平方完成を行います。 x2+6x の部分を平方完成すると (x+3)2−9 となります。 4y2−8y の部分を平方完成すると 4(y2−2y)=4((y−1)2−1)=4(y−1)2−4 となります。 したがって、与えられた式は次のように変形できます。
(x+3)2−9+4(y−1)2−4+9=0 (x+3)2+4(y−1)2=4 4(x+3)2+1(y−1)2=1 これは楕円の方程式です。
(2) y2+8y−16x=0 y2+8y の部分を平方完成すると (y+4)2−16 となります。 したがって、与えられた式は次のように変形できます。
(y+4)2−16−16x=0 (y+4)2=16x+16 (y+4)2=16(x+1) これは放物線の方程式です。
(3) 4x2−9y2−16x−36y−56=0 まず、x と y についてそれぞれ平方完成を行います。 4x2−16x の部分を平方完成すると 4(x2−4x)=4((x−2)2−4)=4(x−2)2−16 となります。 −9y2−36y の部分を平方完成すると −9(y2+4y)=−9((y+2)2−4)=−9(y+2)2+36 となります。 したがって、与えられた式は次のように変形できます。
4(x−2)2−16−9(y+2)2+36−56=0 4(x−2)2−9(y+2)2−36=0 4(x−2)2−9(y+2)2=36 9(x−2)2−4(y+2)2=1 これは双曲線の方程式です。