(8) 2直線 $y = \frac{3}{2}x + 1$ と $y = -5x + 2$ のなす鋭角 $\theta$ ($0 < \theta < \frac{\pi}{2}$) を求めよ。

幾何学直線角度tan幾何
2025/5/20

1. 問題の内容

(8) 2直線 y=32x+1y = \frac{3}{2}x + 1y=5x+2y = -5x + 2 のなす鋭角 θ\theta (0<θ<π20 < \theta < \frac{\pi}{2}) を求めよ。

2. 解き方の手順

2直線のなす角 θ\theta は、それぞれの傾きを m1m_1, m2m_2 とすると、
tanθ=m1m21+m1m2 \tan \theta = \left| \frac{m_1 - m_2}{1 + m_1 m_2} \right|
で求められる。
この問題では、m1=32m_1 = \frac{3}{2}m2=5m_2 = -5 なので、
tanθ=32(5)1+32(5)=1321152=132132=1=1 \tan \theta = \left| \frac{\frac{3}{2} - (-5)}{1 + \frac{3}{2}(-5)} \right| = \left| \frac{\frac{13}{2}}{1 - \frac{15}{2}} \right| = \left| \frac{\frac{13}{2}}{-\frac{13}{2}} \right| = |-1| = 1
0<θ<π20 < \theta < \frac{\pi}{2} より、θ=π4\theta = \frac{\pi}{4}

3. 最終的な答え

θ=π4\theta = \frac{\pi}{4}

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