A店では商品を1個200円で販売しています。B店では、10個までは1個210円、10個を超える分については1個170円で販売しています。A店で買うよりもB店で買う方が安くなるのは、商品が何個以上のときかを求める問題です。

代数学一次不等式文章問題価格比較数量関係
2025/5/20

1. 問題の内容

A店では商品を1個200円で販売しています。B店では、10個までは1個210円、10個を超える分については1個170円で販売しています。A店で買うよりもB店で買う方が安くなるのは、商品が何個以上のときかを求める問題です。

2. 解き方の手順

買う商品の個数をxxとします。
A店で買う場合の金額は200x200xです。
B店で買う場合、2つのケースがあります。
(1) x10x \le 10 の場合:
B店での金額は210x210xです。
このとき、常にA店の方が安いので、x10x \le 10の場合は条件を満たしません。
(2) x>10x > 10 の場合:
B店での金額は、10個分の金額(210×10=2100210 \times 10 = 2100円)と、10個を超える分の金額(170(x10)170(x-10)円)の合計になります。
したがって、B店の金額は2100+170(x10)2100 + 170(x-10)です。
A店で買うよりB店で買う方が安くなるのは、
200x>2100+170(x10)200x > 2100 + 170(x-10)
が成り立つときです。これを解きます。
200x>2100+170x1700200x > 2100 + 170x - 1700
200x>170x+400200x > 170x + 400
30x>40030x > 400
x>40030x > \frac{400}{30}
x>403x > \frac{40}{3}
x>13.333...x > 13.333...
xxは整数なので、14個以上のとき、B店で買う方が安くなります。

3. 最終的な答え

14個