東向きに20m/sで走行する電車に対する、以下の自動車の相対速度を求めます。 (1) 東向きに10m/sで走行する自動車 (2) 西向きに20m/sで走行する自動車

応用数学相対速度ベクトル運動
2025/5/20

1. 問題の内容

東向きに20m/sで走行する電車に対する、以下の自動車の相対速度を求めます。
(1) 東向きに10m/sで走行する自動車
(2) 西向きに20m/sで走行する自動車

2. 解き方の手順

相対速度の公式は、
vAB=vBvAv_{AB} = v_B - v_A
ここで、vABv_{AB}はAに対するBの相対速度、vBv_BはBの速度、vAv_AはAの速度です。
電車をA、自動車をBとします。東向きを正の方向とします。
(1) 東向きに10m/sで走行する自動車の場合:
vA=20m/sv_A = 20 m/s (電車)
vB=10m/sv_B = 10 m/s (自動車)
したがって、
vAB=vBvA=10m/s20m/s=10m/sv_{AB} = v_B - v_A = 10 m/s - 20 m/s = -10 m/s
負の符号は西向きであることを示します。
(2) 西向きに20m/sで走行する自動車の場合:
vA=20m/sv_A = 20 m/s (電車)
vB=20m/sv_B = -20 m/s (自動車、西向きなので負)
したがって、
vAB=vBvA=20m/s20m/s=40m/sv_{AB} = v_B - v_A = -20 m/s - 20 m/s = -40 m/s
負の符号は西向きであることを示します。

3. 最終的な答え

(1) 西向きに10 m/s
(2) 西向きに40 m/s

「応用数学」の関連問題

ある財の需要曲線 $D = 5400 - 3p$ と供給曲線 $S = -100 + 2p$ が与えられている。この財に1単位あたり $T = 200$ の従量税が課されるとき、課税前の均衡価格を基準...

経済学需要曲線供給曲線税負担率均衡価格微積分
2025/6/17

ビルの屋上から物体を初速度4.9 m/sで鉛直上向きに投げ上げた。重力加速度の大きさを9.8 m/s^2とする。 (1) 投げてから再び点Pに戻るまでの時間を求めよ。 (2) 投げてから3.0秒後に地...

物理力学鉛直投げ上げ等加速度運動運動の法則
2025/6/17

問題3では、与えられたスカラー関数 $V(x, y, z)$ の勾配を求めます。問題4では、与えられたベクトル関数 $\vec{A}$ の回転(rot)と発散(div)を求めます。

勾配回転発散ベクトル解析偏微分
2025/6/17

ホッケーパックを初速 $20 \ m/s$ で滑らせたところ、$120 \ m$ 滑って停止した。パックと氷の間の摩擦係数を求める。

物理運動摩擦力学等加速度運動
2025/6/17

初速度 $v_0 = 20 \ m/s$ で滑り出したホッケーパックが、静止するまでに $d = 120 \ m$ 滑った。パックと氷の間の摩擦係数 $\mu$ を求める。

物理運動摩擦力学等加速度運動
2025/6/17

与えられた2つの力 $F(r)=(y^2, 2xy, 0)$ と $F(r)=(-y, x, 0)$ について、3つの異なる経路に沿って点O(0,0,0)から点B(1,1,0)まで物体を動かすときの、...

ベクトル場線積分仕事
2025/6/17

N回巻きの長方形コイルKLMNが、磁束密度Bの一様な磁場の中で角速度ωで回転する。時刻tにおけるコイルを貫く磁束Φ、発生する交流起電力V、抵抗Rにおける消費電力Pをそれぞれ求め、さらに交流起電力の最大...

電磁気学交流磁束起電力消費電力実効値微分
2025/6/17

理想気体が断熱圧縮される過程において、初期状態の圧力 $P_1$、比体積 $v_1$、比熱比 $k$ が与えられ、最終状態の圧力 $P_2$ が与えられたとき、最終状態の比体積 $v_2$ を求める問...

熱力学理想気体断熱過程指数計算
2025/6/17

理想気体を定積で変化させたときの圧力変化を求める問題です。初期状態は圧力 $1.0 \text{ MPa}$、温度 $300 \text{ K}$。定積比熱は $1.0 \text{ kJ/kg} \...

熱力学理想気体定積過程熱力学第一法則圧力温度
2025/6/17

初期温度300K、定積比熱1.2kJ/(kg・K)の理想気体に対して、圧力を一定に保ったまま5.6 × 10^4 kJ/kgの熱量を与えて1400Kに変化させるとき、どれだけの仕事が取り出せるかを求め...

熱力学熱力学第一法則定積比熱等圧過程
2025/6/17