3点 A(-1, 6), B(1, a), C(a, 0) が一直線上にあるとき、$a$ の値を求める。

代数学線形代数2次方程式直線の傾き
2025/5/20

1. 問題の内容

3点 A(-1, 6), B(1, a), C(a, 0) が一直線上にあるとき、aa の値を求める。

2. 解き方の手順

3点が一直線上にあるということは、任意の2点間の傾きが等しいことを意味します。
まず、点Aと点Bを通る直線の傾きを求めます。
AB=a61(1)=a62傾き_{AB} = \frac{a - 6}{1 - (-1)} = \frac{a - 6}{2}
次に、点Bと点Cを通る直線の傾きを求めます。
BC=0aa1=aa1傾き_{BC} = \frac{0 - a}{a - 1} = \frac{-a}{a - 1}
3点A, B, Cが一直線上にあるためには、AB傾き_{AB}BC傾き_{BC} が等しくなければなりません。
したがって、以下の式が成り立ちます。
a62=aa1\frac{a - 6}{2} = \frac{-a}{a - 1}
この式を解いて、aaの値を求めます。
両辺に 2(a1)2(a - 1) を掛けると:
(a6)(a1)=2a(a - 6)(a - 1) = -2a
a2a6a+6=2aa^2 - a - 6a + 6 = -2a
a27a+6=2aa^2 - 7a + 6 = -2a
a25a+6=0a^2 - 5a + 6 = 0
この2次方程式を因数分解すると:
(a2)(a3)=0(a - 2)(a - 3) = 0
したがって、a=2a = 2 または a=3a = 3
それぞれの aa の値について点 A, B, C が一直線上にあるか確認します。
a=2a=2 の場合: A(-1, 6), B(1, 2), C(2, 0)
AB=261(1)=42=2傾き_{AB} = \frac{2 - 6}{1 - (-1)} = \frac{-4}{2} = -2
BC=0221=21=2傾き_{BC} = \frac{0 - 2}{2 - 1} = \frac{-2}{1} = -2
a=3a=3 の場合: A(-1, 6), B(1, 3), C(3, 0)
AB=361(1)=32傾き_{AB} = \frac{3 - 6}{1 - (-1)} = \frac{-3}{2}
BC=0331=32傾き_{BC} = \frac{0 - 3}{3 - 1} = \frac{-3}{2}
したがって、どちらのaaの値でも3点は一直線上にあります。

3. 最終的な答え

a = 2, 3

「代数学」の関連問題

与えられた2つの式 $5a + 7b + 13$ と $4a + 11b - 3$ について、それらの和を求め、また、左の式から右の式を引いた差を求める。

式の計算多項式加法減法
2025/5/20

$(a+b+3)^2$ を展開して計算しなさい。

展開多項式二乗
2025/5/20

与えられた式 $(x - y - 2)(x - y + 2)$ を展開して簡単にします。

式の展開因数分解二次式多項式
2025/5/20

問題は次の2つの条件を満たす実数 $k$ の範囲を求める問題です。 (1) 放物線 $y = kx^2 - 2kx + 2k - 1$ が常に $x$ 軸より上方にある。 (2) 放物線 $y = -...

二次関数不等式判別式放物線
2025/5/20

与えられた式 $(x+2)^4$ を展開せよ。

二項定理多項式の展開
2025/5/20

与えられた式 $(a+b+3)(a+b-1)$ を展開して整理せよ。

展開因数分解多項式
2025/5/20

問題は、二項定理を利用して $(x+2)^5$ と $(x-y)^6$ を展開することです。

二項定理展開
2025/5/20

与えられた式 $(x+y)(x+y-4)$ を展開して、より簡単な形にすることを求められています。

展開多項式因数分解
2025/5/20

問題は、与えられた条件から等差数列 $\{a_n\}$ の一般項を求めることです。具体的には、以下の2つの問題があります。 (1) 第3項が44、第8項が29である等差数列の一般項を求める。 (3) ...

等差数列数列一般項
2025/5/20

与えられた式 $(a+2b+c+d)(a+2b-c-d)$ を展開し、 $a^2 + \text{オ}b^2 - c^2 - d^2 + \text{カ}ab - \text{キ}cd$ の形式で表し...

展開式の計算因数分解
2025/5/20