1から6までの目が出るサイコロを1回振るとき、目の積が6の倍数となる場合は何通りあるかを求める問題です。

確率論・統計学確率場合の数サイコロ倍数
2025/3/24

1. 問題の内容

1から6までの目が出るサイコロを1回振るとき、目の積が6の倍数となる場合は何通りあるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

サイコロの目の出方は全部で6通りあります。目の積が6の倍数になるのは、出た目が6の倍数であるか、2と3の組み合わせを含む場合です。以下に6の倍数となる組み合わせを列挙します。
* 6が出た場合:1×6=61 \times 6 = 6, 2×6=122 \times 6 = 12, 3×6=183 \times 6 = 18, 4×6=244 \times 6 = 24, 5×6=305 \times 6 = 30, 6×6=366 \times 6 = 36。この場合、6が出れば必ず6の倍数になります。
* 2と3の組み合わせが出た場合:2と3が同時に出れば、その積は6となり、6の倍数になります。例えば、2×3=62 \times 3 = 6です。また、2または3の少なくとも一方が存在し、もう一方をかけた結果6の倍数になる場合も考えます。
すべての目の出方は6通りで、1,2,3,4,5,61, 2, 3, 4, 5, 6です。
* 6の倍数となる場合:6が出ればよいので、1通りです。
* 2と3が含まれる場合:2と3が同時に出る場合は2×3=62 \times 3 = 6で6の倍数となります。
* 6の倍数ではないが、2と3を含む組み合わせを考えます。
* 2が含まれ、3の倍数(3または6)が含まれる場合。
* 3が含まれ、2の倍数(2, 4または6)が含まれる場合。
具体的に場合分けして考えます。
* 1が出た場合:6が出れば良いので、(1, 6)の1通り。
* 2が出た場合:3または6が出れば良いので、(2, 3), (2, 6)の2通り。
* 3が出た場合:2, 4, 6が出れば良いので、(3, 2), (3, 4), (3, 6)の3通り。
* 4が出た場合:3または6が出れば良いので、(4, 3), (4, 6)の2通り。
* 5が出た場合:6が出れば良いので、(5, 6)の1通り。
* 6が出た場合:すべての場合に6の倍数となるので、(6, 1), (6, 2), (6, 3), (6, 4), (6, 5), (6, 6)の6通り。
したがって、合計は1+2+3+2+1+6 = 15通りです。

3. 最終的な答え

15通り

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