直線 $x+my-4=0$ が、円 $x^2+y^2=2$ と接するときの $m$ の値を求めよ。

幾何学直線接線点と直線の距離代数
2025/3/24

1. 問題の内容

直線 x+my4=0x+my-4=0 が、円 x2+y2=2x^2+y^2=2 と接するときの mm の値を求めよ。

2. 解き方の手順

円の中心と直線の距離が円の半径に等しいとき、直線は円に接する。
x2+y2=2x^2+y^2=2 の中心は原点 (0,0)(0,0) であり、半径は 2\sqrt{2} である。
直線 x+my4=0x+my-4=0 と点 (0,0)(0,0) の距離 dd は、点と直線の距離の公式より、
d=10+m0412+m2=41+m2=41+m2 d = \frac{|1 \cdot 0 + m \cdot 0 - 4|}{\sqrt{1^2 + m^2}} = \frac{|-4|}{\sqrt{1+m^2}} = \frac{4}{\sqrt{1+m^2}}
直線が円に接するとき d=2d = \sqrt{2} であるから、
41+m2=2 \frac{4}{\sqrt{1+m^2}} = \sqrt{2}
両辺を2乗して
161+m2=2 \frac{16}{1+m^2} = 2
16=2(1+m2) 16 = 2(1+m^2)
8=1+m2 8 = 1+m^2
m2=7 m^2 = 7
m=±7 m = \pm \sqrt{7}

3. 最終的な答え

m=±7m = \pm \sqrt{7}

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