$\triangle OAB$ において、辺 $OA$ を $3:1$ に内分する点を $C$、辺 $OB$ を $2:1$ に内分する点を $D$ とします。線分 $BC$ と $AD$ の交点を $P$ とするとき、$\vec{OC}$, $\vec{OD}$, $\vec{OP}$ を $\vec{OA}$ と $\vec{OB}$ で表す問題です。具体的には、 (1) $\vec{OC} = \frac{\boxed{1}}{\boxed{2}} \vec{OA}$, $\vec{OD} = \frac{\boxed{3}}{\boxed{4}} \vec{OB}$ (2) $\vec{OP} = \frac{\boxed{5} \vec{OA} + \boxed{6} \vec{OB}}{\boxed{7}}$ の $\boxed{1}$ から $\boxed{7}$ に入る数字を求める問題です。

幾何学ベクトル内分点交点一次独立
2025/5/20
はい、承知いたしました。問題を解いていきましょう。

1. 問題の内容

OAB\triangle OAB において、辺 OAOA3:13:1 に内分する点を CC、辺 OBOB2:12:1 に内分する点を DD とします。線分 BCBCADAD の交点を PP とするとき、OC\vec{OC}, OD\vec{OD}, OP\vec{OP}OA\vec{OA}OB\vec{OB} で表す問題です。具体的には、
(1) OC=12OA\vec{OC} = \frac{\boxed{1}}{\boxed{2}} \vec{OA}, OD=34OB\vec{OD} = \frac{\boxed{3}}{\boxed{4}} \vec{OB}
(2) OP=5OA+6OB7\vec{OP} = \frac{\boxed{5} \vec{OA} + \boxed{6} \vec{OB}}{\boxed{7}}
1\boxed{1} から 7\boxed{7} に入る数字を求める問題です。

2. 解き方の手順

(1)
CC は辺 OAOA3:13:1 に内分するので、
OC=33+1OA=34OA\vec{OC} = \frac{3}{3+1}\vec{OA} = \frac{3}{4}\vec{OA}
DD は辺 OBOB2:12:1 に内分するので、
OD=22+1OB=23OB\vec{OD} = \frac{2}{2+1}\vec{OB} = \frac{2}{3}\vec{OB}
よって、1=3\boxed{1}=3, 2=4\boxed{2}=4, 3=2\boxed{3}=2, 4=3\boxed{4}=3
(2)
線分 BCBC 上にある点 PP について、実数 ss を用いて、
OP=(1s)OB+sOC=(1s)OB+s34OA=3s4OA+(1s)OB\vec{OP} = (1-s)\vec{OB} + s\vec{OC} = (1-s)\vec{OB} + s\frac{3}{4}\vec{OA} = \frac{3s}{4}\vec{OA} + (1-s)\vec{OB}
線分 ADAD 上にある点 PP について、実数 tt を用いて、
OP=(1t)OA+tOD=(1t)OA+t23OB=(1t)OA+2t3OB\vec{OP} = (1-t)\vec{OA} + t\vec{OD} = (1-t)\vec{OA} + t\frac{2}{3}\vec{OB} = (1-t)\vec{OA} + \frac{2t}{3}\vec{OB}
OA\vec{OA}OB\vec{OB} は一次独立なので、係数を比較して、
3s4=1t\frac{3s}{4} = 1-t
1s=2t31-s = \frac{2t}{3}
この連立方程式を解きます。
3s=4(1t)3s = 4(1-t)
3(1s)=2t3(1-s) = 2t
3s=44t3s = 4-4t
33s=2t3-3s = 2t
3s+4t=43s+4t = 4
3s+2t=3-3s+2t = -3
2式を足して、
6t=16t = 1
t=16t = \frac{1}{6}
3s=44t=44(16)=423=1033s = 4 - 4t = 4 - 4(\frac{1}{6}) = 4 - \frac{2}{3} = \frac{10}{3}
s=109s = \frac{10}{9}
OP=3s4OA+(1s)OB=34109OA+(1109)OB=56OA19OB\vec{OP} = \frac{3s}{4}\vec{OA} + (1-s)\vec{OB} = \frac{3}{4} \cdot \frac{10}{9}\vec{OA} + (1 - \frac{10}{9})\vec{OB} = \frac{5}{6}\vec{OA} - \frac{1}{9}\vec{OB}
これは間違い。別の表現を使う。
s=109s = \frac{10}{9} なので、
OP=(1t)OA+2t3OB=(116)OA+23(16)OB=56OA+19OB=15OA+2OB18\vec{OP} = (1-t)\vec{OA} + \frac{2t}{3}\vec{OB} = (1 - \frac{1}{6})\vec{OA} + \frac{2}{3}(\frac{1}{6})\vec{OB} = \frac{5}{6}\vec{OA} + \frac{1}{9}\vec{OB} = \frac{15\vec{OA} + 2\vec{OB}}{18}
よって、OP=15OA+2OB18\vec{OP} = \frac{15\vec{OA}+2\vec{OB}}{18}となるので、5=15\boxed{5}=15, 6=2\boxed{6}=2, 7=18\boxed{7}=18

3. 最終的な答え

(1) OC=34OA\vec{OC} = \frac{3}{4} \vec{OA}, OD=23OB\vec{OD} = \frac{2}{3} \vec{OB}
(2) OP=15OA+2OB18\vec{OP} = \frac{15 \vec{OA} + 2 \vec{OB}}{18}

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