関数 $y=x^2+x$ のグラフ上の点 $(1,2)$ における接線の方程式を求める。

解析学微分接線導関数グラフ
2025/3/24

1. 問題の内容

関数 y=x2+xy=x^2+x のグラフ上の点 (1,2)(1,2) における接線の方程式を求める。

2. 解き方の手順

* まず、関数 y=x2+xy=x^2+x を微分して、導関数 yy' を求める。
y=ddx(x2+x)=2x+1y' = \frac{d}{dx}(x^2 + x) = 2x + 1
* 次に、点 (1,2)(1,2) における接線の傾き mm を求める。これは、導関数 yy'x=1x=1 を代入することで得られる。
m=y(1)=2(1)+1=3m = y'(1) = 2(1) + 1 = 3
* 点 (1,2)(1,2) を通り、傾きが 33 の直線の方程式を求める。これは、点傾き形式の公式 yy1=m(xx1)y - y_1 = m(x - x_1) を使用する。ここで、(x1,y1)=(1,2)(x_1, y_1) = (1, 2) であり、m=3m=3 である。
y2=3(x1)y - 2 = 3(x - 1)
* 上記の方程式を整理して、標準形 y=ax+by = ax + b の形にする。
y2=3x3y - 2 = 3x - 3
y=3x3+2y = 3x - 3 + 2
y=3x1y = 3x - 1

3. 最終的な答え

求める接線の方程式は y=3x1y = 3x - 1 である。

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