関数 $f(x) = x^2 + 4x + 1$ の増減を調べる問題です。

解析学関数の増減微分極値増減表
2025/3/24

1. 問題の内容

関数 f(x)=x2+4x+1f(x) = x^2 + 4x + 1 の増減を調べる問題です。

2. 解き方の手順

まず、関数 f(x)f(x) を微分して、f(x)f'(x) を求めます。
次に、f(x)=0f'(x) = 0 となる xx の値を求めます。この xx の値が極値を与える候補となります。
求めた xx の値の前後で f(x)f'(x) の符号がどのように変化するかを調べます。
f(x)>0f'(x) > 0 ならば f(x)f(x) は増加、f(x)<0f'(x) < 0 ならば f(x)f(x) は減少します。
増減表を作成し、関数の増減をまとめます。
f(x)=x2+4x+1f(x) = x^2 + 4x + 1 を微分すると、
f(x)=2x+4f'(x) = 2x + 4
f(x)=0f'(x) = 0 となる xx を求めると、
2x+4=02x + 4 = 0
2x=42x = -4
x=2x = -2
x=2x = -2 の前後で f(x)f'(x) の符号を調べます。
x<2x < -2 のとき、f(x)<0f'(x) < 0
x>2x > -2 のとき、f(x)>0f'(x) > 0
増減表は以下のようになります。
| x | ... | -2 | ... |
|------|-------|------|-------|
| f'(x) | - | 0 | + |
| f(x) | 減少 | 極小 | 増加 |
x=2x=-2 のとき、f(2)=(2)2+4(2)+1=48+1=3f(-2) = (-2)^2 + 4(-2) + 1 = 4 - 8 + 1 = -3

3. 最終的な答え

関数 f(x)=x2+4x+1f(x) = x^2 + 4x + 1x<2x < -2 で減少し、x>2x > -2 で増加します。
x=2x = -2 で極小値 3-3 をとります。

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