一辺の長さが2の正三角形ABCにおいて、辺BCの中点をDとするとき、内積$\vec{DC} \cdot \vec{CB}$を求める。

幾何学ベクトル内積正三角形
2025/5/20

1. 問題の内容

一辺の長さが2の正三角形ABCにおいて、辺BCの中点をDとするとき、内積DCCB\vec{DC} \cdot \vec{CB}を求める。

2. 解き方の手順

内積の定義を利用して計算する。
DCCB=DCCBcosθ\vec{DC} \cdot \vec{CB} = |\vec{DC}| \cdot |\vec{CB}| \cdot \cos{\theta}
ここで、θ\thetaはベクトルDC\vec{DC}CB\vec{CB}のなす角である。
DC\vec{DC}CB\vec{CB}は一直線上にあり、逆向きなので、なす角θ\theta180180^{\circ}、つまりπ\piである。
したがって、cosθ=cos180=1\cos{\theta} = \cos{180^{\circ}} = -1となる。
DはBCの中点なので、DC=12BC=122=1|\vec{DC}| = \frac{1}{2}|\vec{BC}| = \frac{1}{2} \cdot 2 = 1である。
また、CB=2|\vec{CB}| = 2である。
よって、DCCB=12(1)=2\vec{DC} \cdot \vec{CB} = 1 \cdot 2 \cdot (-1) = -2となる。

3. 最終的な答え

-2

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