問題は、$\frac{1}{1 + \sqrt{2} + \sqrt{3}}$ の分母を有理化するために、分母と分子に同じ式をかける操作を2回行う必要がある。1回目と2回目にそれぞれどのような式をかければよいか答える問題です。

代数学分母の有理化平方根式の計算
2025/5/20

1. 問題の内容

問題は、11+2+3\frac{1}{1 + \sqrt{2} + \sqrt{3}} の分母を有理化するために、分母と分子に同じ式をかける操作を2回行う必要がある。1回目と2回目にそれぞれどのような式をかければよいか答える問題です。

2. 解き方の手順

まず、1+2+31 + \sqrt{2} + \sqrt{3}(1+2)+3(1 + \sqrt{2}) + \sqrt{3} と見て、3\sqrt{3} を消去することを考えます。そのためには、1+231 + \sqrt{2} - \sqrt{3} をかけます。
1回目にかける式は、1+231 + \sqrt{2} - \sqrt{3} です。
この式を分母と分子にかけた結果は、
11+2+3×1+231+23=1+23(1+2)2(3)2=1+231+22+23=1+2322\frac{1}{1 + \sqrt{2} + \sqrt{3}} \times \frac{1 + \sqrt{2} - \sqrt{3}}{1 + \sqrt{2} - \sqrt{3}} = \frac{1 + \sqrt{2} - \sqrt{3}}{(1 + \sqrt{2})^2 - (\sqrt{3})^2} = \frac{1 + \sqrt{2} - \sqrt{3}}{1 + 2\sqrt{2} + 2 - 3} = \frac{1 + \sqrt{2} - \sqrt{3}}{2\sqrt{2}}
となります。
次に、分母の 222\sqrt{2} から 2\sqrt{2} を消去するために、2\sqrt{2} をかけます。
2回目にかける式は、2\sqrt{2} です。

3. 最終的な答え

1回目にかける式: 1+231 + \sqrt{2} - \sqrt{3}
2回目にかける式: 2\sqrt{2}

「代数学」の関連問題

与えられた二次式 $5x^2 - 12x + 4$ を因数分解してください。

二次方程式因数分解たすき掛け
2025/6/16

与えられた二次式 $5x^2 - 12x + 4$ を因数分解します。

因数分解二次式ac法
2025/6/16

与えられた2次式 $2x^2 + 3x + 1$ を因数分解する問題です。

因数分解二次式展開
2025/6/16

$a = 18^{50}$とする。 (1) $\log_{10}\sqrt{18}$ と $\log_{10}5$ の値を求めよ。ただし、$\log_{10}2=0.3010$、$\log_{10}3...

対数指数桁数常用対数進法
2025/6/16

与えられた2つの二次関数を平方完成して、頂点を求める問題です。 (1) $y = x^2 - 6x + 12$ (2) $y = x^2 - 2x - 2$

二次関数平方完成頂点
2025/6/16

$\frac{1}{\sqrt{5}-2}$ の整数の部分を $a$、小数部分を $b$ とするとき、以下の値を求める。 (1) $a$, $b$ の値 (2) $b+\frac{1}{b}$, $b...

平方根有理化整数部分小数部分式の計算
2025/6/16

花火職人の福田先生が打ち上げる花火の軌道が放物線となる。川岸の高さ2mの地点から打ち上げられ、高さ50mの頂点に達し、川岸から4m離れた地点で破裂する。この放物線の式を求め、頂点、軸、形状を答える。

二次関数放物線グラフ頂点数式
2025/6/16

花火職人の福田先生が打ち上げる花火の軌道を2次関数で表す問題です。花火は川岸の地面から2mの高台から打ち上げられ、放物線を描きながら高さ50mの頂点に達し、川岸から4m離れた場所で破裂します。川岸から...

二次関数放物線グラフ関数数式
2025/6/16

連立方程式 $5x - 4y = -4$ と $ax + 2y = a - 3$ が与えられており、その解の比が $x:y = 2:3$ であるとき、(1) 連立方程式の解を求め、(2) $a$ の値...

連立方程式代入
2025/6/16

問題は $x^4 \times x^4$ を計算することです。

指数法則累乗代数
2025/6/16