10本のくじの中に当たりくじが3本ある。A, Bの2人が順に1本ずつ引くとき、2人とも当たる確率を求める。Aが引いたくじを元に戻す場合と、元に戻さない場合の考え方として適切なものを選択する。
2025/5/20
1. 問題の内容
10本のくじの中に当たりくじが3本ある。A, Bの2人が順に1本ずつ引くとき、2人とも当たる確率を求める。Aが引いたくじを元に戻す場合と、元に戻さない場合の考え方として適切なものを選択する。
2. 解き方の手順
(1) Aが引いて、引いたくじを元に戻してからBが引く場合:
Aが引いたくじを元に戻すので、Aが引く試行とBが引く試行は互いに独立である。
したがって、この場合は独立な試行の確率の考え方を用いる。
(2) Aが引いて、引いたくじを元に戻さずBが引く場合:
Aが引いたくじを元に戻さないので、Bが当たりを引く確率はAが当たりを引いたかどうかで変化する。
つまり、Bが当たりを引く確率はAが当たりを引くという事象に依存する。
したがって、この場合は確率の乗法定理を用いる。
3. 最終的な答え
イ ①…独立な試行の確率、②…確率の乗法定理