放物線 $y = 2x^2 - 4x - 1$ について、以下の2つの問いに答えます。 (1) この放物線の頂点の座標を求めよ。 (2) この放物線を $x$軸方向に2、$y$軸方向に-1だけ平行移動した放物線の方程式を求めよ。

代数学放物線二次関数頂点平方完成平行移動
2025/5/20

1. 問題の内容

放物線 y=2x24x1y = 2x^2 - 4x - 1 について、以下の2つの問いに答えます。
(1) この放物線の頂点の座標を求めよ。
(2) この放物線を xx軸方向に2、yy軸方向に-1だけ平行移動した放物線の方程式を求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 頂点の座標を求めるためには、まず与えられた放物線の方程式を平方完成します。
y=2x24x1y = 2x^2 - 4x - 1
y=2(x22x)1y = 2(x^2 - 2x) - 1
y=2(x22x+11)1y = 2(x^2 - 2x + 1 - 1) - 1
y=2((x1)21)1y = 2((x - 1)^2 - 1) - 1
y=2(x1)221y = 2(x - 1)^2 - 2 - 1
y=2(x1)23y = 2(x - 1)^2 - 3
よって、頂点の座標は(1,3)(1, -3)です。
(2) 放物線を xx軸方向に2、yy軸方向に-1だけ平行移動すると、新しい放物線の方程式は、元の放物線の xxx2x - 2 に、yyy+1y + 1 に置き換えることで得られます。
したがって、新しい放物線の方程式は
y+1=2((x2)1)23y + 1 = 2((x - 2) - 1)^2 - 3
y+1=2(x3)23y + 1 = 2(x - 3)^2 - 3
y=2(x3)231y = 2(x - 3)^2 - 3 - 1
y=2(x3)24y = 2(x - 3)^2 - 4
y=2(x26x+9)4y = 2(x^2 - 6x + 9) - 4
y=2x212x+184y = 2x^2 - 12x + 18 - 4
y=2x212x+14y = 2x^2 - 12x + 14

3. 最終的な答え

(1) 頂点の座標:(1,3)(1, -3)
(2) 平行移動後の放物線の方程式:y=2x212x+14y = 2x^2 - 12x + 14

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