与えられた対数方程式 $log_2 x + log_2 (x - 2) = 3$ を解いて、$x$ の値を求めます。

代数学対数方程式二次方程式対数の性質因数分解真数条件
2025/5/21

1. 問題の内容

与えられた対数方程式 log2x+log2(x2)=3log_2 x + log_2 (x - 2) = 3 を解いて、xx の値を求めます。

2. 解き方の手順

まず、対数の性質を利用して、左辺を一つの対数にまとめます。
logax+logay=loga(xy)log_a x + log_a y = log_a (xy) という公式を使います。
log2x+log2(x2)=log2(x(x2))log_2 x + log_2 (x - 2) = log_2 (x(x - 2))
したがって、方程式は次のようになります。
log2(x(x2))=3log_2 (x(x - 2)) = 3
次に、対数の定義を使って、対数を指数形式に変換します。
logab=clog_a b = c ならば ac=ba^c = b です。
23=x(x2)2^3 = x(x - 2)
8=x22x8 = x^2 - 2x
x22x8=0x^2 - 2x - 8 = 0
この二次方程式を解きます。因数分解を利用します。
(x4)(x+2)=0(x - 4)(x + 2) = 0
したがって、x=4x = 4 または x=2x = -2 となります。
対数の真数条件を確認します。
x>0x > 0 かつ x2>0x - 2 > 0 でなければなりません。つまり、x>2x > 2 である必要があります。
x=4x = 4x>2x > 2 を満たしますが、x=2x = -2 は満たしません。
したがって、x=4x = 4 のみが解となります。

3. 最終的な答え

x=4x = 4

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