2点 $(-1, 2)$ と $(1, 1)$ を通る直線をグラフとする1次関数を求め、そのグラフを $-2 \le x \le 2$ の範囲で描け。

代数学1次関数グラフ連立方程式座標
2025/5/21

1. 問題の内容

2点 (1,2)(-1, 2)(1,1)(1, 1) を通る直線をグラフとする1次関数を求め、そのグラフを 2x2-2 \le x \le 2 の範囲で描け。

2. 解き方の手順

まず、1次関数を y=ax+by = ax + b とおく。
次に、与えられた2点の座標を代入して連立方程式を立てる。
(1,2)(-1, 2) を通ることから、
2=a+b2 = -a + b
(1,1)(1, 1) を通ることから、
1=a+b1 = a + b
この2つの式を連立方程式として解く。
aa を消去するために、2つの式を足し合わせる。
2+1=(a+b)+(a+b)2 + 1 = (-a + b) + (a + b)
3=2b3 = 2b
b=32b = \frac{3}{2}
次に、b=32b = \frac{3}{2}1=a+b1 = a + b に代入して aa を求める。
1=a+321 = a + \frac{3}{2}
a=132a = 1 - \frac{3}{2}
a=12a = -\frac{1}{2}
したがって、1次関数は y=12x+32y = -\frac{1}{2}x + \frac{3}{2} となる。
グラフを描くためには、2x2-2 \le x \le 2 の範囲で、少なくとも2つの点を求める。
x=2x = -2 のとき、 y=12(2)+32=1+32=52=2.5y = -\frac{1}{2}(-2) + \frac{3}{2} = 1 + \frac{3}{2} = \frac{5}{2} = 2.5
x=2x = 2 のとき、 y=12(2)+32=1+32=12=0.5y = -\frac{1}{2}(2) + \frac{3}{2} = -1 + \frac{3}{2} = \frac{1}{2} = 0.5
よって、点 (2,2.5)(-2, 2.5)(2,0.5)(2, 0.5) を通る直線を 2x2-2 \le x \le 2 の範囲で描けばよい。

3. 最終的な答え

1次関数: y=12x+32y = -\frac{1}{2}x + \frac{3}{2}
グラフの描画: 点 (2,2.5)(-2, 2.5)(2,0.5)(2, 0.5) を通る直線を 2x2-2 \le x \le 2 の範囲で描く。

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