(1) グラフ④~⑥が、与えられた関数1~6のどれであるかを答える問題です。与えられた関数の中にグラフが存在しないものが2つあります。 (2) グラフ上の点⑧、⑨の座標を答える問題です。

代数学指数関数対数関数グラフ関数の比較座標
2025/5/21

1. 問題の内容

(1) グラフ④~⑥が、与えられた関数1~6のどれであるかを答える問題です。与えられた関数の中にグラフが存在しないものが2つあります。
(2) グラフ上の点⑧、⑨の座標を答える問題です。

2. 解き方の手順

(1) まず、与えられた関数のグラフの概形を考えます。
- 関数1: y=2xy = -2^x は、指数関数 y=2xy = 2^x をx軸に関して反転させたグラフです。常に負の値を取り、xが大きくなるにつれて絶対値が増加します。
- 関数2: y=4xy = 4^x は、指数関数であり、xが大きくなるにつれてyも増加します。
- 関数3: y=(13)xy = (\frac{1}{3})^x は、指数関数であり、xが大きくなるにつれてyは減少します。
- 関数4: y=log12xy = \log_{\frac{1}{2}} x は、対数関数であり、xが大きくなるにつれてyは減少します。xが1のときyは0になります。
- 関数5: y=log4xy = \log_4 x は、対数関数であり、xが大きくなるにつれてyは増加します。xが1のときyは0になります。
- 関数6: y=log4xy = -\log_4 x は、対数関数 y=log4xy = \log_4 x をx軸に関して反転させたグラフです。xが大きくなるにつれてyは減少します。xが1のときyは0になります。
次に、与えられたグラフ④~⑥の概形と上記の関数の概形を比較して、対応する関数を見つけます。
- グラフ④は、xが大きくなるにつれてyの値が減少しており、関数4または関数6の可能性があります。
- グラフ⑥は、xが大きくなるにつれてyの値が増加しており、関数5の可能性があります。グラフの形から、関数5であると判断できます。
- グラフ⑥は、xが大きくなるにつれてyの値が減少しており、関数4または関数6の可能性があります。x=1付近でy=0となる点が存在するため、関数6であると判断できます。
-グラフ④は関数4となります。
(2) 点⑧はy軸上にあり、y軸との交点です。グラフから、関数3: y=(13)xy = (\frac{1}{3})^xのグラフとy軸の交点であると考えられます。x = 0のとき、y=(13)0=1y = (\frac{1}{3})^0 = 1となるため、点⑧の座標は(0, 1)です。
点⑨は曲線⑤と曲線⑥のx軸との交点を示しており、 y=log4xy= \log_4 xy=log4xy = -\log_4 xがx軸と交わる点は、y=0y = 0となる点です。y=log4xy = \log_4 xの場合、0=log4x0 = \log_4 xよりx=1x = 1となります。y=log4xy = -\log_4 xの場合、0=log4x0 = -\log_4 xよりx=1x = 1となります。したがって、点⑨の座標は(1, 0)です。

3. 最終的な答え

(1)
グラフ④:4
グラフ⑤:5
グラフ⑥:6
(2)
点⑧:(0, 1)
点⑨:(1, 0)

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