抵抗 $R_1 = 15\ \Omega$ と $R_2 = 85\ \Omega$ が並列に接続されている。端子a-b間に $I = 20\ A$ の電流が流れているとき、$R_2$ に流れる電流 $I_2$ を求めよ。

応用数学電気回路並列回路オームの法則抵抗電流電圧
2025/5/21

1. 問題の内容

抵抗 R1=15 ΩR_1 = 15\ \OmegaR2=85 ΩR_2 = 85\ \Omega が並列に接続されている。端子a-b間に I=20 AI = 20\ A の電流が流れているとき、R2R_2 に流れる電流 I2I_2 を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、並列回路全体の抵抗 RR を計算する。
次に、回路全体の電圧 VV を計算する。
最後に、R2R_2 に流れる電流 I2I_2 を計算する。
抵抗 R1R_1R2R_2 の並列接続の全体の抵抗 RR は、次の式で求められる。
1R=1R1+1R2\frac{1}{R} = \frac{1}{R_1} + \frac{1}{R_2}
1R=115+185=17+3255=20255=451\frac{1}{R} = \frac{1}{15} + \frac{1}{85} = \frac{17 + 3}{255} = \frac{20}{255} = \frac{4}{51}
したがって、
R=514 Ω=12.75 ΩR = \frac{51}{4}\ \Omega = 12.75\ \Omega
回路全体の電圧 VV は、オームの法則より、
V=IRV = IR
V=20 A×514 Ω=5×51 V=255 VV = 20\ A \times \frac{51}{4}\ \Omega = 5 \times 51\ V = 255\ V
R2R_2 に流れる電流 I2I_2 は、オームの法則より、
I2=VR2I_2 = \frac{V}{R_2}
I2=255 V85 Ω=3 AI_2 = \frac{255\ V}{85\ \Omega} = 3\ A

3. 最終的な答え

I2=3 AI_2 = 3\ A

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