(1)
(a) 英語の平均点は 53+3+8+8+8=530=6。 (b) 数学の平均点は 52+3+6+5+9=525=5。 数学の分散は 5(2−5)2+(3−5)2+(6−5)2+(5−5)2+(9−5)2=59+4+1+0+16=530=6。 (c) 数学と英語の共分散は、51[(2−5)(3−6)+(3−5)(3−6)+(6−5)(8−6)+(5−5)(8−6)+(9−5)(8−6)]=51[(−3)(−3)+(−2)(−3)+(1)(2)+(0)(2)+(4)(2)]=51[9+6+2+0+8]=525=5 英語の標準偏差は 5(3−6)2+(3−6)2+(8−6)2+(8−6)2+(8−6)2=59+9+4+4+4=530=6 相関係数は 665=65≈0.83333 小数第3位を四捨五入すると 0.83。
(2)
P(x)=(x2−2x−3)Q(x)+2x−1 P(x)3−P(x)=[(x2−2x−3)Q(x)+2x−1]3−[(x2−2x−3)Q(x)+2x−1] P(x)3−P(x)=(2x−1)3−(2x−1)+(x2−2x−3)R(x) (2x−1)3−(2x−1)=(8x3−12x2+6x−1)−(2x−1)=8x3−12x2+4x=(x2−2x−3)(8x+4)+28x+12 8x3−12x2+4x=(x2−2x−3)(8x+4)+(16+12+4)x+12 (x2−2x−3)=(x−3)(x+1) P(3)=2(3)−1=5 P(−1)=2(−1)−1=−3 P(x)3−P(x)をx2−2x−3で割った余りをax+bとする P(3)3−P(3)=53−5=125−5=120=3a+b P(−1)3−P(−1)=(−3)3−(−3)=−27+3=−24=−a+b b=−24+a=12 よって、余りは36x+12 (3)
f(x)=∫0x(−t3+t2+2t)dt=[−41t4+31t3+t2]0x=−41x4+31x3+x2 f′(x)=−x3+x2+2x=−x(x2−x−2)=−x(x−2)(x+1) f′(x)=0 となるのは x=−1,0,2 f′(x)>0 となるのは x<−1,0<x<2 f′(x)<0 となるのは −1<x<0,x>2 f(2)=−41(16)+31(8)+4=−4+38+4=38 (4)
(log3x−2)2+(log3y)2=5 log3x=X,log3y=Y とおくと、(X−2)2+Y2=5 x≥1 なので X≥0 y≥1 なので Y≥0 log3(xy2)=log3x+2log3y=X+2Y X+2Y=k とおくと、 X=k−2Y (k−2Y−2)2+Y2=5 (k−2)2−4(k−2)Y+4Y2+Y2=5 5Y2−4(k−2)Y+(k−2)2−5=0 このYについての二次方程式がY≥0の範囲で解を持つ条件は、判別式D≥0 D=16(k−2)2−20((k−2)2−5)=16(k−2)2−20(k−2)2+100=−4(k−2)2+100≥0 (k−2)2≤25 −5≤k−2≤5 −3≤k≤7 k=−3 のとき Y=104(−5)±0=−2 これはY≥0 に反する。 なので、 Y=0 のとき (X−2)2=5, X=2+5 これはX≥0 を満たす。 k=X+2Y=2+5 xy2=32+5 D=0 のとき Y=104(k−2)=52(k−2) X=k−2Y=k−54(k−2)=5k+8 52(k−2)≥0⟹k≥2 5k+8≥0⟹k≥−8 y=1 のとき (log3x−2)2=5, log3x=2+5,2−5. よってx=32+5,32−5。 最小となるのは x=32−5 のときなので、 xy2=32−5。 x=1 のとき、(log3y)2=5,log3y=±5 よってy=35,3−5. これはy≥1 に反する。 (2-\sqrt{5} , 1) の時、最小値を取る。