直径300mm、高さ30mmの円盤状部品を、湯口高さ270mmの上型を使って造形する際、注湯時に上型を持ち上げる力(N)を計算する。溶湯の比重は7.2とする。湯道や堰の投影面積は無視する。
2025/6/17
1. 問題の内容
直径300mm、高さ30mmの円盤状部品を、湯口高さ270mmの上型を使って造形する際、注湯時に上型を持ち上げる力(N)を計算する。溶湯の比重は7.2とする。湯道や堰の投影面積は無視する。
2. 解き方の手順
まず、円盤の面積を計算する。
次に、円盤にかかる圧力を計算する。
最後に、円盤にかかる力を計算する。
ステップ1:円盤の面積を計算する。
円盤の半径 は、直径の半分なので、。
円盤の面積 は、
ステップ2:円盤にかかる圧力を計算する。
湯口高さ 。
溶湯の比重 なので、溶湯の密度 は、水の密度 を用いて、
。
圧力 は、
ステップ3:円盤にかかる力を計算する。
力 は、
3. 最終的な答え
上型を持ち上げる力は約1347 Nです。