回路図において、抵抗 $R_1 = 180 \ \Omega$、 $R_2 = 320 \ \Omega$、電圧源 $E_1 = 5 \ V$、 $E_2 = 7 \ V$が与えられている。端子a-b間の電圧 $V_{ab}$ を求める。

応用数学電気回路キルヒホッフの法則抵抗電圧電流
2025/5/21

1. 問題の内容

回路図において、抵抗 R1=180 ΩR_1 = 180 \ \OmegaR2=320 ΩR_2 = 320 \ \Omega、電圧源 E1=5 VE_1 = 5 \ VE2=7 VE_2 = 7 \ Vが与えられている。端子a-b間の電圧 VabV_{ab} を求める。

2. 解き方の手順

まず、回路に流れる電流を求めるために、キルヒホッフの法則を用いる。
回路に流れる電流を II とし、時計回りを正の向きとする。
キルヒホッフの電圧則より、
E1R1I+E2R2I=0E_1 - R_1 I + E_2 - R_2 I = 0
これを II について解くと、
I=E1+E2R1+R2=5 V+7 V180 Ω+320 Ω=12 V500 Ω=0.024 AI = \frac{E_1 + E_2}{R_1 + R_2} = \frac{5 \ V + 7 \ V}{180 \ \Omega + 320 \ \Omega} = \frac{12 \ V}{500 \ \Omega} = 0.024 \ A
次に、VabV_{ab} を求める。
点aから点bへの経路において、電圧降下を計算する。
Vab=E1R1IV_{ab} = E_1 - R_1 I
Vab=5 V180 Ω×0.024 A=5 V4.32 V=0.68 VV_{ab} = 5 \ V - 180 \ \Omega \times 0.024 \ A = 5 \ V - 4.32 \ V = 0.68 \ V

3. 最終的な答え

Vab=0.68 VV_{ab} = 0.68 \ V

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