与えられた回路において、$R_1 = 25\ \Omega$, $R_2 = 35\ \Omega$, $R_3 = 25\ \Omega$, $R_4 = 15\ \Omega$ のとき、端子a-b間の合成抵抗を求める。

応用数学電気回路合成抵抗並列接続直列接続オームの法則
2025/5/21

1. 問題の内容

与えられた回路において、R1=25 ΩR_1 = 25\ \Omega, R2=35 ΩR_2 = 35\ \Omega, R3=25 ΩR_3 = 25\ \Omega, R4=15 ΩR_4 = 15\ \Omega のとき、端子a-b間の合成抵抗を求める。

2. 解き方の手順

回路は、R1R_1R3R_3が並列に接続され、さらにR2R_2R4R_4が並列に接続されたものが直列に接続されているとみなすことができる。
まず、R1R_1R3R_3の並列接続の合成抵抗 R13R_{13} を求める。並列接続された抵抗の合成抵抗は、それぞれの抵抗の逆数の和の逆数で計算される。
\frac{1}{R_{13}} = \frac{1}{R_1} + \frac{1}{R_3}
R_{13} = \frac{R_1 \cdot R_3}{R_1 + R_3} = \frac{25 \cdot 25}{25 + 25} = \frac{625}{50} = 12.5\ \Omega
次に、R2R_2R4R_4の並列接続の合成抵抗 R24R_{24} を求める。
\frac{1}{R_{24}} = \frac{1}{R_2} + \frac{1}{R_4}
R_{24} = \frac{R_2 \cdot R_4}{R_2 + R_4} = \frac{35 \cdot 15}{35 + 15} = \frac{525}{50} = 10.5\ \Omega
最後に、R13R_{13}R24R_{24}は直列に接続されているので、全体の合成抵抗 RabR_{ab} はそれぞれの抵抗の和となる。
R_{ab} = R_{13} + R_{24} = 12.5 + 10.5 = 23\ \Omega

3. 最終的な答え

端子a-b間の合成抵抗は 23 Ω である。

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