まず、同次方程式の解を求めます。次に、非同次方程式の特殊解を求めます。最後に、同次方程式の解と特殊解を足し合わせて、一般解を求めます。
(1) 同次方程式の解
同次方程式は次の通りです。
dx2d2y+3dxdy−4y=0 特性方程式は r2+3r−4=0 となります。 これを解くと、r=1,−4 となります。 したがって、同次方程式の一般解は yh=C1ex+C2e−4x となります。ここで、C1 と C2 は任意定数です。 (2) 特殊解
非同次方程式の右辺が x2 であるため、特殊解を yp=Ax2+Bx+C と仮定します。 これを微分すると、
dxdyp=2Ax+B dx2d2yp=2A となります。
これらを元の微分方程式に代入すると、
2A+3(2Ax+B)−4(Ax2+Bx+C)=x2 −4Ax2+(6A−4B)x+(2A+3B−4C)=x2 係数を比較すると、
6A−4B=0 2A+3B−4C=0 したがって、
A=−41 B=46A=46×(−41)=−83 C=42A+3B=42(−41)+3(−83)=4−21−89=4−84−89=4−813=−3213 よって、特殊解は yp=−41x2−83x−3213 となります。 (3) 一般解
一般解は同次方程式の解と特殊解の和で与えられます。
y=yh+yp=C1ex+C2e−4x−41x2−83x−3213