$A \subset B$ であるとき、以下の選択肢のうち正しいものを選ぶ問題です。 選択肢1: $A \cap B = A$ 選択肢2: $A \cap B = B$

離散数学集合部分集合共通部分論理
2025/5/21

1. 問題の内容

ABA \subset B であるとき、以下の選択肢のうち正しいものを選ぶ問題です。
選択肢1: AB=AA \cap B = A
選択肢2: AB=BA \cap B = B

2. 解き方の手順

ABA \subset B は、「AはBの部分集合である」という意味です。これは「Aの要素はすべてBの要素でもある」と言い換えられます。
ABA \cap B は、「AとBの共通部分」を表します。
ABA \subset B のとき、ABA \cap B は何になるかを考えます。
AはBに含まれているので、AとBの共通部分はA自身になります。したがって、AB=AA \cap B = Aが成り立ちます。
次に、AB=BA \cap B = B が成り立つかどうかを考えます。
AB=BA \cap B = B が成り立つためには、BがAに含まれている必要があります。これは、ABA \subset B とは逆の関係になります。よって、ABA \subset B の場合、AB=BA \cap B = B は成り立ちません。

3. 最終的な答え

ABA \subset B であるとき、適するものは① AB=AA \cap B = A です。

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