初項が-5、公差が4の等差数列 $\{a_n\}$ について、初めて100を超える項は何項か求める問題です。

代数学等差数列数列不等式
2025/5/21

1. 問題の内容

初項が-5、公差が4の等差数列 {an}\{a_n\} について、初めて100を超える項は何項か求める問題です。

2. 解き方の手順

等差数列の一般項を求めます。一般項の公式は an=a1+(n1)da_n = a_1 + (n-1)d であり、a1a_1 は初項、dd は公差、nn は項の番号を表します。
与えられた情報から、a1=5a_1 = -5d=4d = 4 です。
したがって、一般項は an=5+(n1)4=5+4n4=4n9a_n = -5 + (n-1)4 = -5 + 4n - 4 = 4n - 9 となります。
初めて100を超える項を求めるので、an>100a_n > 100 となる nn を求めます。
4n9>1004n - 9 > 100 という不等式を解きます。
4n>1094n > 109
n>1094=27.25n > \frac{109}{4} = 27.25
nn は自然数なので、 n28n \ge 28 となります。

3. 最終的な答え

第28項

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