1. 問題の内容
与えられた数列の一般項 を求める問題です。今回は、(1)の数列:2, 3, 5, 8, 12, ... について解きます。
2. 解き方の手順
数列の階差数列を考えます。
元の数列を とすると、階差数列 は で定義されます。
まず、与えられた数列 の階差数列 を求めます。
したがって、階差数列 は 1, 2, 3, 4, ... となり、これは であることがわかります。
数列 の一般項は、階差数列を用いて次のように表されます。
(for )
であり、 なので、
なので、
のとき、 となり、初項と一致します。