与えられた式は以下の通りです。
x(log4(4−x))+log3(x)=12 まず、x(log4(4−x)) の部分を考えます。 x が 4より小さく、対数が定義される必要があるため、0<x<4です。 x=3の場合を考えると、log4(4−3)=log4(1)=0 となり、x(log4(4−x))=30=1 となります。 log3(x)=log3(3)=1 となります。 よって、x(log4(4−x))+log3(x)=1+1=2 となり、12ではありません。 x=1の場合を考えると、log4(4−1)=log4(3) となり、x(log4(4−x))=1log4(3)=1 となります。 log3(x)=log3(1)=0 となります。 よって、x(log4(4−x))+log3(x)=1+0=1 となり、12ではありません。 x=9の場合を考えると、これは0<x<4の範囲外なので考えません。 x(log4(4−x))=yとおくと log4(y)=log4(xlog4(4−x))=log4(4−x)log4(x) したがって y=xlog4(4−x) この式を解くことは難しいので、グラフを描画するか、数値解析によって近似解を求める必要があります。
しかし、ここでは、x=3の近傍に解が存在する可能性が高いと推測できます。 たとえば、x=3.1 を試してみると、log4(4−3.1)=log4(0.9)≈−0.163 であり、x(log4(4−x))=3.1−0.163≈0.837 です。 log3(3.1)≈1.034 です。 よって、x(log4(4−x))+log3(x)≈0.837+1.034=1.871 となり、12には遠い。 この問題は解析的に解くのが難しいため、近似解を求めるか、問題文に誤りがないかを確認する必要があります。ここでは、問題文が正しいと仮定し、これ以上解析的な解を求めることは避けます。
しかし、x=3付近に解があるとしても、左辺の値が小さすぎるため、解は存在しないか、あるいはもっと大きな値になる可能性があります。しかし、定義域0<x<4を考えると、解は存在しない可能性が高いです。