絶対値を含む不等式なので、絶対値の中身が正の場合と負の場合に分けて考えます。
(1) 3x+9≥0 のとき、すなわち x≥−3 のとき ∣3x+9∣=3x+9 となるので、不等式は となります。この不等式を解くと
x>−38 となります。条件 x≥−3 と x>−38 より、x>−38 が解の範囲になります。 (2) 3x+9<0 のとき、すなわち x<−3 のとき ∣3x+9∣=−(3x+9) となるので、不等式は −(3x+9)>1 となります。この不等式を解くと
x<−310 となります。条件 x<−3 と x<−310 より、x<−310 が解の範囲になります。 (1)と(2)を合わせると、x<−310 または x>−38 となります。