$ \sqrt{2} $が無理数であることを利用して、$a$、$b$が有理数のとき、$a + b\sqrt{2} = 0$ ならば $a = b = 0$ であることを証明する問題です。証明の途中の空欄を埋めます。

数論無理数有理数代数
2025/5/22

1. 問題の内容

2 \sqrt{2} が無理数であることを利用して、aabbが有理数のとき、a+b2=0a + b\sqrt{2} = 0 ならば a=b=0a = b = 0 であることを証明する問題です。証明の途中の空欄を埋めます。

2. 解き方の手順

まず、a+b2=0a + b\sqrt{2} = 0 で、b0b \neq 0 であると仮定します。
a+b2=0a + b\sqrt{2} = 0 より、2\sqrt{2} について解きます。
b2=ab\sqrt{2} = -a
2=ab\sqrt{2} = -\frac{a}{b}
ここで、aabbは有理数なので、ab -\frac{a}{b} は有理数です。
すると、2\sqrt{2} が有理数となり、2 \sqrt{2} が無理数であることに矛盾します。
したがって、b=0b = 0 でなければなりません。
b=0b = 0 のとき、a+b2=0a + b\sqrt{2} = 0 に代入すると、
a+02=0a + 0 \cdot \sqrt{2} = 0
a+0=0a + 0 = 0
a=0a = 0
したがって、a=0a = 0 です。

3. 最終的な答え

ア:\neq
イ:ab-\frac{a}{b}
ウ:00
ウ:00

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