(2) 角度 $\theta$ の動径がどの象限にあるかを求める問題。 * ア: $\sin \theta < 0$ かつ $\cos \theta < 0$ * イ: $\cos \theta > 0$ かつ $\tan \theta > 0$ (3) $\theta = \frac{7}{6}\pi$ のときの $\sin \theta$, $\cos \theta$, $\tan \theta$ の値を求める問題。 (4) 半径 $3$, 中心角 $\frac{3}{4}\pi$ の扇形の弧の長さ $l$ と面積 $S$ を求める問題。

幾何学三角比象限扇形弧の長さ扇形の面積
2025/5/22
はい、承知いたしました。画像の問題を解きます。

1. 問題の内容

(2) 角度 θ\theta の動径がどの象限にあるかを求める問題。
* ア: sinθ<0\sin \theta < 0 かつ cosθ<0\cos \theta < 0
* イ: cosθ>0\cos \theta > 0 かつ tanθ>0\tan \theta > 0
(3) θ=76π\theta = \frac{7}{6}\pi のときの sinθ\sin \theta, cosθ\cos \theta, tanθ\tan \theta の値を求める問題。
(4) 半径 33, 中心角 34π\frac{3}{4}\pi の扇形の弧の長さ ll と面積 SS を求める問題。

2. 解き方の手順

(2)
* ア: sinθ<0\sin \theta < 0 は第3, 4象限、cosθ<0\cos \theta < 0 は第2, 3象限。両方を満たすのは第3象限。
* イ: cosθ>0\cos \theta > 0 は第1, 4象限、tanθ>0\tan \theta > 0 は第1, 3象限。両方を満たすのは第1象限。
(3)
* θ=76π\theta = \frac{7}{6}\pi は第3象限の角。
* sin(76π)=sin(π+π6)=sin(π6)=12\sin \left( \frac{7}{6} \pi \right) = \sin \left( \pi + \frac{\pi}{6} \right) = -\sin \left( \frac{\pi}{6} \right) = -\frac{1}{2}
* cos(76π)=cos(π+π6)=cos(π6)=32\cos \left( \frac{7}{6} \pi \right) = \cos \left( \pi + \frac{\pi}{6} \right) = -\cos \left( \frac{\pi}{6} \right) = -\frac{\sqrt{3}}{2}
* tan(76π)=tan(π+π6)=tan(π6)=13=33\tan \left( \frac{7}{6} \pi \right) = \tan \left( \pi + \frac{\pi}{6} \right) = \tan \left( \frac{\pi}{6} \right) = \frac{1}{\sqrt{3}} = \frac{\sqrt{3}}{3}
(4)
* 扇形の弧の長さ l=rθl = r\theta より l=334π=94πl = 3 \cdot \frac{3}{4} \pi = \frac{9}{4} \pi
* 扇形の面積 S=12r2θS = \frac{1}{2} r^2 \theta より S=123234π=278πS = \frac{1}{2} \cdot 3^2 \cdot \frac{3}{4} \pi = \frac{27}{8} \pi

3. 最終的な答え

(2)
* ア: 第3象限
* イ: 第1象限
(3)
* sinθ=12\sin \theta = -\frac{1}{2}
* cosθ=32\cos \theta = -\frac{\sqrt{3}}{2}
* tanθ=33\tan \theta = \frac{\sqrt{3}}{3}
(4)
* l=94πl = \frac{9}{4} \pi
* S=278πS = \frac{27}{8} \pi

「幾何学」の関連問題

ベクトル $\vec{a}$ と $\vec{b}$ が与えられたとき、内積 $\vec{a} \cdot \vec{b}$ を求める問題です。具体的には、以下の3つのケースについて計算を行います。 ...

ベクトル内積ベクトル演算
2025/5/22

三角形ABCがあり、辺BC上に点Hがある。AHはBCに対する垂線である。AH上に点Pを取り、PBとPCを引く。影をつけた部分(三角形ABPとACPの面積の合計)の面積を、PHの長さを $h$ cmとお...

三角形面積垂線相似計算
2025/5/22

一辺の長さが $a$ である正三角形に外接する円の半径を求める問題です。

正三角形外接円半径ピタゴラスの定理
2025/5/22

長方形ABCDがあり、頂点Bが頂点Dに重なるように折るとき、折り目となる線を作図する問題です。

作図長方形垂直二等分線折り返し
2025/5/22

母線の長さが9cm、底面の円の半径が4cmの円錐の展開図における扇形の中心角を求める。

円錐円柱表面積展開図中心角体積
2025/5/22

母線の長さが9cm、底面の円の半径が4cmの円錐がある。この円錐の展開図における扇形の中心角を求める。

円錐展開図扇形中心角円周
2025/5/22

三角形ABCにおいて、$b=4$, $c=\sqrt{3}$, $A=30^\circ$ のとき、$a$の値を求めよ。

三角形余弦定理三角比
2025/5/22

直方体ABCD-EFGHにおいて、AB=$3\sqrt{3}$、AD=$3\sqrt{5}$、AE=$\sqrt{5}$である。 (1) cos∠AFHの値を求めよ。 (2) △AFHの面積Sを求めよ...

空間図形直方体三平方の定理余弦定理三角比面積
2025/5/22

三角形AFHの面積Sを求める問題です。

三角形面積図形
2025/5/22

座標平面上の定点A(3, 6)と任意の点Pに対し、ベクトル方程式 $|3\vec{OP} - 2\vec{OA}| = 1$ は円を表す。この円の中心の座標と半径を求めよ。

ベクトルベクトル方程式座標平面
2025/5/22