三角形ABCにおいて、$b = \sqrt{2}$, $A = 15^\circ$, $C = 135^\circ$ のとき、外接円の半径$R$と辺$c$の長さを求めよ。

幾何学三角比正弦定理外接円三角形
2025/5/22
はい、承知いたしました。問題の解答を以下に示します。

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、b=2b = \sqrt{2}, A=15A = 15^\circ, C=135C = 135^\circ のとき、外接円の半径RRと辺ccの長さを求めよ。

2. 解き方の手順

まず、三角形の内角の和が180度であることから、角Bを求める。
B=180AC=18015135=30B = 180^\circ - A - C = 180^\circ - 15^\circ - 135^\circ = 30^\circ
次に、正弦定理を用いて外接円の半径RRを求める。正弦定理より、
bsinB=2R\frac{b}{\sin B} = 2R
であるから、
2R=2sin30=21/2=222R = \frac{\sqrt{2}}{\sin 30^\circ} = \frac{\sqrt{2}}{1/2} = 2\sqrt{2}
R=2R = \sqrt{2}
次に、再び正弦定理を用いて辺ccの長さを求める。正弦定理より、
csinC=2R\frac{c}{\sin C} = 2R
であるから、
c=2RsinC=22sin135=2222=2c = 2R \sin C = 2\sqrt{2} \sin 135^\circ = 2\sqrt{2} \cdot \frac{\sqrt{2}}{2} = 2

3. 最終的な答え

外接円の半径 R=2R = \sqrt{2}
辺の長さ c=2c = 2

「幾何学」の関連問題

ベクトル $\vec{a}$ と $\vec{b}$ が与えられたとき、内積 $\vec{a} \cdot \vec{b}$ を求める問題です。具体的には、以下の3つのケースについて計算を行います。 ...

ベクトル内積ベクトル演算
2025/5/22

三角形ABCがあり、辺BC上に点Hがある。AHはBCに対する垂線である。AH上に点Pを取り、PBとPCを引く。影をつけた部分(三角形ABPとACPの面積の合計)の面積を、PHの長さを $h$ cmとお...

三角形面積垂線相似計算
2025/5/22

一辺の長さが $a$ である正三角形に外接する円の半径を求める問題です。

正三角形外接円半径ピタゴラスの定理
2025/5/22

長方形ABCDがあり、頂点Bが頂点Dに重なるように折るとき、折り目となる線を作図する問題です。

作図長方形垂直二等分線折り返し
2025/5/22

母線の長さが9cm、底面の円の半径が4cmの円錐の展開図における扇形の中心角を求める。

円錐円柱表面積展開図中心角体積
2025/5/22

母線の長さが9cm、底面の円の半径が4cmの円錐がある。この円錐の展開図における扇形の中心角を求める。

円錐展開図扇形中心角円周
2025/5/22

三角形ABCにおいて、$b=4$, $c=\sqrt{3}$, $A=30^\circ$ のとき、$a$の値を求めよ。

三角形余弦定理三角比
2025/5/22

直方体ABCD-EFGHにおいて、AB=$3\sqrt{3}$、AD=$3\sqrt{5}$、AE=$\sqrt{5}$である。 (1) cos∠AFHの値を求めよ。 (2) △AFHの面積Sを求めよ...

空間図形直方体三平方の定理余弦定理三角比面積
2025/5/22

三角形AFHの面積Sを求める問題です。

三角形面積図形
2025/5/22

座標平面上の定点A(3, 6)と任意の点Pに対し、ベクトル方程式 $|3\vec{OP} - 2\vec{OA}| = 1$ は円を表す。この円の中心の座標と半径を求めよ。

ベクトルベクトル方程式座標平面
2025/5/22