直方体ABCD-EFGHにおいて、$AB = 3\sqrt{3}$, $AD = 3\sqrt{5}$, $AE = \sqrt{5}$であるとき、$\cos{\angle AFH}$の値を求めよ。

幾何学空間図形三角比余弦定理直方体
2025/5/22

1. 問題の内容

直方体ABCD-EFGHにおいて、AB=33AB = 3\sqrt{3}, AD=35AD = 3\sqrt{5}, AE=5AE = \sqrt{5}であるとき、cosAFH\cos{\angle AFH}の値を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、AFH\triangle AFHについて余弦定理を用いて cosAFH\cos{\angle AFH}を求めます。
余弦定理の公式は以下の通りです。
a2=b2+c22bccosAa^2 = b^2 + c^2 - 2bc\cos{A}
この式を変形してcosA\cos{A}を求めると以下のようになります。
cosA=b2+c2a22bc\cos{A} = \frac{b^2 + c^2 - a^2}{2bc}
AFH\triangle AFHについて、AF=bAF = b, FH=aFH = a, AH=cAH = cとすると、cosAFH\cos{\angle AFH}
cosAFH=AF2+FH2AH22AFFH\cos{\angle AFH} = \frac{AF^2 + FH^2 - AH^2}{2 \cdot AF \cdot FH}となります。
AFAF, FHFH, AHAHの長さをそれぞれ求めます。
AF2=AB2+BF2=(33)2+(5)2=27+5=32AF^2 = AB^2 + BF^2 = (3\sqrt{3})^2 + (\sqrt{5})^2 = 27 + 5 = 32
AF=32=42AF = \sqrt{32} = 4\sqrt{2}
FH2=FG2+GH2=(33)2+(35)2=27+45=72FH^2 = FG^2 + GH^2 = (3\sqrt{3})^2 + (3\sqrt{5})^2 = 27 + 45 = 72
FH=72=62FH = \sqrt{72} = 6\sqrt{2}
AH2=AD2+DH2=(35)2+(5)2=45+5=50AH^2 = AD^2 + DH^2 = (3\sqrt{5})^2 + (\sqrt{5})^2 = 45 + 5 = 50
AH=50=52AH = \sqrt{50} = 5\sqrt{2}
よって、cosAFH\cos{\angle AFH}
cosAFH=(42)2+(62)2(52)224262=32+72502462=5496=2748=916\cos{\angle AFH} = \frac{(4\sqrt{2})^2 + (6\sqrt{2})^2 - (5\sqrt{2})^2}{2 \cdot 4\sqrt{2} \cdot 6\sqrt{2}} = \frac{32 + 72 - 50}{2 \cdot 4 \cdot 6 \cdot 2} = \frac{54}{96} = \frac{27}{48} = \frac{9}{16}

3. 最終的な答え

cosAFH=916\cos{\angle AFH} = \frac{9}{16}

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