次の2つの関数の増減、凹凸、極値、変曲点を調べて、そのグラフの概形をかく問題です。 (1) $y = \frac{x}{x^2+1}$ (2) $y = e^{-2x^2}$
2025/5/22
1. 問題の内容
次の2つの関数の増減、凹凸、極値、変曲点を調べて、そのグラフの概形をかく問題です。
(1)
(2)
2. 解き方の手順
(1)
* **増減、極値**
まず、一階導関数を計算します。
となる は 。
の符号を調べると、
* のとき、 (減少)
* のとき、 (増加)
* のとき、 (減少)
よって、 で極小値 、 で極大値 をとります。
* **凹凸、変曲点**
二階導関数を計算します。
となる は 。
の符号を調べると、
* のとき、 (上に凸)
* のとき、 (下に凸)
* のとき、 (上に凸)
* のとき、 (下に凸)
よって、 で変曲点 、 で変曲点 、 で変曲点 をとります。
* **グラフの概形**
上記の情報を元にグラフをかきます。
(2)
* **増減、極値**
まず、一階導関数を計算します。
となる は 。
の符号を調べると、
* のとき、 (増加)
* のとき、 (減少)
よって、 で極大値 をとります。
* **凹凸、変曲点**
二階導関数を計算します。
となる は 。
の符号を調べると、
* のとき、 (下に凸)
* のとき、 (上に凸)
* のとき、 (下に凸)
よって、 で変曲点 、 で変曲点 をとります。
* **グラフの概形**
上記の情報を元にグラフをかきます。
また、 のとき、 となることも考慮します。
3. 最終的な答え
(1) のグラフの概形
* 極大値:
* 極小値:
* 変曲点: , ,
(2) のグラフの概形
* 極大値:
* 変曲点: ,