正方形があり、その一辺の長さを $x$ cmとする。正方形の縦の長さを2cm短くし、横の長さを5cm長くした長方形の面積は、正方形の面積の2倍よりも50 cm²小さくなった。この条件を用いて、$x$ に関する方程式を作り、$x$ の値を求める問題である。

代数学二次方程式面積代数文章問題
2025/3/24

1. 問題の内容

正方形があり、その一辺の長さを xx cmとする。正方形の縦の長さを2cm短くし、横の長さを5cm長くした長方形の面積は、正方形の面積の2倍よりも50 cm²小さくなった。この条件を用いて、xx に関する方程式を作り、xx の値を求める問題である。

2. 解き方の手順

(1) まず、長方形の縦の長さは (x2)(x-2) cm、横の長さは (x+5)(x+5) cmである。
長方形の面積は (x2)(x+5)(x-2)(x+5) cm²である。
正方形の面積は x2x^2 cm²である。
長方形の面積は、正方形の面積の2倍よりも50 cm²小さいため、以下の式が成り立つ。
(x2)(x+5)=2x250(x-2)(x+5) = 2x^2 - 50
したがって、ツは2、テは5、トナは50である。
(2) 方程式を解く。
(x2)(x+5)=2x250(x-2)(x+5) = 2x^2 - 50
x2+5x2x10=2x250x^2 + 5x - 2x - 10 = 2x^2 - 50
x2+3x10=2x250x^2 + 3x - 10 = 2x^2 - 50
0=x23x400 = x^2 - 3x - 40
x23x40=0x^2 - 3x - 40 = 0
(x8)(x+5)=0(x-8)(x+5) = 0
x=8x = 8 または x=5x = -5
xx は正方形の辺の長さなので正の値でなければならないため、x=8x = 8 となる。

3. 最終的な答え

(1) (x2)(x+5)=2x250(x - 2)(x + 5) = 2x^2 - 50
(2) 正方形の1辺の長さは 8 cmである。

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