まず、ベクトルACとABの成分表示を求める。 AC=(Cのx座標−Aのx座標,Cのy座標−Aのy座標) AB=(Bのx座標−Aのx座標,Bのy座標−Aのy座標) 次に、求めたベクトルACとABが平行であることを示す。これは、AC=kABとなる実数kが存在することを示せばよい。 成分で表すと、AC=(x1,y1), AB=(x2,y2)としたときに、x1=kx2かつy1=ky2となるkが存在することを示す。 最後に、ベクトルが平行であり、かつ点Aを共有しているので、点A, B, Cは一直線上にあると言える。
具体的に計算すると、
AC=(6−2,1−5)=(4,−4) AB=(5−2,2−5)=(3,−3) AC=kABとなるkを求める。 (4,−4)=k(3,−3) 4=3kより、k=34 −4=−3kより、k=34 よって、k=34が存在する。 したがって、AC=34ABなので、ACとABは平行である。 また、ACとABは点Aを共有しているので、点A, B, Cは一直線上にある。